ScalarDL Schema Loader のカスタム値ファイルを構成する
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このドキュメントでは、ScalarDL Schema Loader チャートのカスタム値ファイルを作成する方法について説明します。 パラメ ータの詳細を知りたい場合は、ScalarDL Schema Loader チャートの README を参照してください。
必要な構成
データベース構成
schemaLoading.databaseProperties
を設定する必要があります。 バックエンド データベースにアクセスするには、database.properties
をこのパラメータに設定してください。 ScalarDB のデータベース構成の詳細については、Getting Started with ScalarDB を参照してください。
schemaLoading:
databaseProperties: |
scalar.db.contact_points=cassandra
scalar.db.contact_port=9042
scalar.db.username=cassandra
scalar.db.password=cassandra
scalar.db.storage=cassandra
スキーマタイプの構成
schemaLoading.schemaType
を設定する必要があります。
ScalarDL Ledger のスキーマを作成する場合は ledger
を設定してください。
schemaLoading:
schemaType: ledger
ScalarDL Auditor のスキーマを作成する場合は auditor
を設定してください。
schemaLoading:
schemaType: auditor
オプションの構成
シークレット構成 (運用環境で推奨)
環境変数を使用して schemaLoading.databaseProperties
内の一部のプロパティ (資格情報など) を設定したい場合は、schemaLoading.secretName
を使用して、いくつかの資格情報を含む Secret リソースを指定できます。
たとえば、環境変数を使用してバックエンド データベースの資格情報 (scalar.db.username
および scalar.db.password
) を設定でき、これによりポッドの安全性が高まります。
Secret リソースの使用方法の詳細については、ドキュメント Secret リソースを使用して資格情報を環境変数としてプロパティ ファイルに渡す方法 を参照してください。
schemaLoading:
secretName: "schema-loader-credentials-secret"
画像構成 (デフォルト値を推奨)
イメージ リポジトリを変更する場合は、schemaLoading.image.repository
を使用して、プルする ScalarDL Schema Loader コンテナ イメージのコンテナ リポジトリ情報を指定できます。
schemaLoading:
image:
repository: <SCALARDL_SCHEMA_LOADER_CONTAINER_IMAGE>
フラグ設定 (環境に応じてオプション)
複数のフラグを配列として指定できます。 フラグの詳細については、ドキュメント ScalarDB Schema Loader を参照してください。
schemaLoading:
commandArgs:
- "--alter"
- "--compaction-strategy"
- "<compactionStrategy>"
- "--delete-all"
- "--no-backup"
- "--no-scaling"
- "--repair-all"
- "--replication-factor"
- "<replicaFactor>"
- "--replication-strategy"
- "<replicationStrategy>"
- "--ru"
- "<ru>"